
製作する衣装が決まったら、まず考えるのは演目の時代背景。
どんな服が流行っていたのか、その地域でよく使われる色等、他にも色々と考えます。
さらに登場人物の人柄、周りとの関係性などを考えたらペアテなりの解釈でデザインに落としていきます。
そうすることによって、他にはないような色の組み合わせやレースの組み合わせなど、ペアテ独特のデザインが生まれていきます。
デザインが決まったら生地・素材選びになりますが、デザインの時と同じく時代背景や人柄を考えながら厳選。
毎度決まったものを使うのではなく、店舗に足を運び生地や素材を吟味して、これだ!と思うものと偶然の出会いを大切にしています。
輸入品も扱っているため、その時にしかない生地も多くあるんです。
着る方が踊りやすいように軽さも気にしながら選んでいきます。
観客から見えない部分も手を抜かず、表面からはミシン糸が見えないように縫っています。
さらに体にフィットするように細部に工夫をこらしています。
厳選したビーズ、スパンコール、ストーン、パール、ブレードを、固定概念にとらわれずに自由な発想で飾り付けていきます。
さまざまな大きさのパールやビーズをつけて立体感を出すことによって他には無い輝きを放ちます。